オリジナルはんこの作りかた

ドラクエのことをあんまり書いてないブログをご覧いただきありがとうございます。

この前クリアーはんこ丸を作ったときにTwitter用写真を撮っていたら
撮り終わってなにげなくソファに置いたミラーレス一眼が床にごろーんと転げ落ち、愛用していたズームレンズが壊れてしまいました!
あとは単焦点レンズとマクロレンズしかないので、接写で攻めて行きたいと思います。本体が無事だったのが不幸中の幸い。
どうぐは大切に使おうね。


冒険スタンプ
このクリアーはんこ丸は、先日冒険者の広場に追加された「冒険スタンプ」に触発されて作ったものです。

はんこを作ると「器用だね!」とたくさんの方からほめていただき、うれしいのですが、錬金釜みたいなズルい道具でぱっと作れてしまうので、ぼくの能力やスキルとはあまり関係なく、ほめていただくほどのことはないのです。

質問されることもたびたびありますので、今回ははんこの作り方とどうぐについて書いてみます。ますますドラクエのことからズレていきます。
記事の最後で、上のツイート画像で使用した「Weeklyスタンプラリー台紙」のPDFがダウンロードできます。

今回は商品を紹介する記事になるので、商品のリンクはAmazonアソシエイトのリンクにします。まっとうな紹介記事ですから特にためらう必要もなく貼りますが、アフィいや~んな方は商品名で検索していただければ別ルートですぐ見つけられると思いますので、この記事内のリンクを踏まないようにご注意くださいね!

はんこを作るのに使用している「錬金釜」はこれです。

消費税があがるぞーかけこみ需要だぁワァァァー!と世間が騒いでいるときに、ぼくが慌てて購入したのがなぜかこいつでした。(その後数か月未開封で放置しました。)

なにやら女子力高そうな商品名(ポムリエ)ですが、すごく優秀なアイテムです。めちゃくちゃカンタンにはんこが作れます。びっくりします。みんなこれ買ってはんこ作ればいいのに!って思ってます。
小さなプリンターのようなものなので、印面を印刷(製版)して、インクをしみこませるだけです。

USB接続のタイプ(STC-U10)はPCでのみはんこが作れます。こちらは4,500円くらいで購入できます。
無線接続ができるタイプ(STC-W10)はスマートフォンでも作れます。こちらもそうお高いわけでもなく5,500円ほどで購入できます。
ぼくははんこ作りは100%PCで作業しますが、ネットワークプリンターとして接続したかったので無線接続のSTC-W10を購入しました。

クリアーはんこ丸を作るのに使用する消耗品はこの2つ。(作りたいものにより用意するもののサイズや色が違います)


一番小さい15×15mmのキットを用意します。500円ほどです。
※本体にはこのサイズのスタンプシートと木製グリップがひとつずつ付属しているので、最初はそれを使用して作ってもいいです。

インクは1本あるとはんこを何本も作れます。
クリアーはんこは赤なので赤インクを用意します。400円ほどです。
※本体には黒いインクが1本付属しています。

作りかた

まずポムリエ本体はPCやスマートフォンとの接続が済んでいることを前提に書いていきます。
ここを詳しく説明すると記事がますます長くややこしくなっちゃうのと、本体が2種類あって、接続方法とそのハマりポイントをすべて記載することができないからです。
PC/スマートフォンとポムリエを直接接続する方法を利用すればそこまで難しくないはず。はず!
ちなみにぼくはネットワークごしに接続する方法(クライアントモード)を設定するのに30分くらいハマりました。

1.元画像の準備

元画像
ななめ
今回は例としてクリアーはんこ丸を作ります。
広場の冒険スタンプは小さいので、細かい部分がよくわかりませんね。
そこで以前のモンスター大討伐イベントのときの達成スタンプも参考にして元画像を作りました。

ぼくは元画像を作るのにIllustratorとPhotoshopを使っていますが、元画像は手書きのスキャンでも写メでも作れます。
はんこは小さいので、あまり正確に再現しなくても大丈夫。
フォントも適当なのを選んでいます。

このはんこはナナメに押すのが正義なので、最初から絵柄を傾けておきます。

2.はんこ用製版データを作成

画面
ポムリエ付属のソフトに元画像を読み込ませて、製版用のデータにします。

このソフトにはかわいい枠やイラスト、おもしろい加工も入ってますが、ぼくは元画像でほぼ完成させたいのでそういったものはあまり使いません。
お子様のおなまえスタンプなんかを手軽に作るのには枠やイラストがすごく使えそうですね。
今回は「かすれ」の効果だけ少し入れました。

PC用のソフトはポムリエを購入するとついてきますが、じつはスマートフォン版のアプリは購入しなくても無料でダウンロードすることができます。
購入を検討するばあいはこちらを先に使用して、製版の手前まで実際に作ってみるといいですよ。

3.製版

製版
職人いっぱつ仕上げ!ってくらいかんたん。印刷する感覚でポムリエにデータを送るだけです。
ソフト側で製版まで進めたら、シートホルダーをポムリエに差し込むように指示が出るので
シートホルダーをセットすれば、うにょーんとポムリエに吸い込まれて吐き出されると印面のできあがりです。
シートホルダーをポムリエに差し込む
製版後

4.はんこを組み立てる

はんこの組み立て
これは説明書の図がわかりやすいです。
グリップとスタンプベースをカチャッとはめておきます。
スタンプベースが上になるように台に置き、さきほど製版したスタンプシートをシートホルダーから取り出して、貼りつけます。
グリップとスタンプベースをカチャッとはめておく
貼り付け

5.インクをしみこませる

赤インクを印面の上からのせる
ポムリエ用の赤インクを印面の上からのせます。絵柄の部分を覆うようにたっぷり置きます。
絵柄をすべて覆ったら10分ほどおいてしみこませます。

6.なじませる→完成

試し押し
10分たったら、いらない紙に押してみます。最初はインクが多くてにじみますが、10回くらい押すと余計なインクがとれてきます。きれいに押せるまで試し押しします。
できあがり
スタンプベースとグリップにシールを貼ります。
クリアーはんこ丸★★★ができた!

作れるはんこの大きさと値段

木製のグリップがついたキットの価格はこんなかんじです。
すごく安いわけじゃないので無尽蔵に作り放題というわけにはいかないですが、できあがりの満足度が高いので個人的にはリーズナブルだと感じています。


15×15mm 15×30mm 15×60mm 30×30mm
477円 670円 816円 862円
30×60mm 45×45mm 45×90mm
1,309円 1,309円 1,836円
※Amazon 10月12日現在
グリップを使い回すことができます
グリップを含まないスタンプベースだけのセット(CASIO カシオ計算機 pomrie ポムリエ 交換用シートフォルダ スタンプ印刷面作成キット 2セット入り 15×15mm STH-1515)も各サイズ販売されているので、
じぶん用ならグリップを使い回しでスタンプベースだけを交換すれば、もっと安上がりに好きなはんこをたくさん作れます。
プレゼントするときはグリップをつけて、インクも一緒にあげるといいですね。


ネットの業者さんでも格安ではんこを作ってくれるところがたくさんありますよ。

・・・書き出すのめんどくさいくらいたくさんありますね。

けっこう安いんだ!ただ、グリップが「ザ・事務用品!」って雰囲気たっぷりだったりするのがちょっと残念ですが、ひとつだけほしいならこちらのほうが手軽でいいかもしれないですね。(実際注文してみたわけではありませんので出来のよさなどはわかりません)
じぶんだけのはんこをたくさん作りたいならポムリエをおすすめします。

おまけ

Weeklyスタンプラリー台紙

日課週課どこまでやったっけ??な人用チェックシート。
項目がやや適当なのは、けだまおにぎりが日課をちゃんとやってないせいかもしれません。
入れるべき項目が入っていなかった場合はお知らせいただくと、気が向いたときに直すかもしれません。

文字多すぎてくらくらしそうな記事ですね。
はんこ作ってみたい!って思ってた方はチャレンジしてみてください。
おつかれさまでした!

※文章内で「スタンプ」と「はんこ」が表記ゆれしていますが、ポムリエは「スタンプメーカー」であり、ぼくはじぶんの作ったものを「はんこ」と呼んでいるのでその違いです。

<追記>

はんこ以外でチェックシートを利用するこんなアイデアも。

<追記2>

ゴム印を注文してつくるとこんなかんじにできるみたい!
これもちゃんと「はんこ」ってかんじがして、いいですね!
(かなりほしい)

四角いクリアーはんこの元データもこちらに置いときます。
(ポムリエでつくる場合はエフェクトを「てづくり風」で「かすれ」を多めに入れて「ゆがみ」も調節して下さい。)
クリアーはんこ(四角)

<追記3>


暴走魔法陣のはんこをつくったところ、じぶんも作りたいという声があったので、
これもデータを置いときます。
ぼくは文様みたいに使いたかったので45ミリ×45ミリで作りましたが、ちょっとしたポイント用なら小さめのキットで作ってもいいかも。
陣の中に文字を入れてもおもしろいかもですね。

暴走魔法陣
超暴走魔法陣
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